女装を始める前に知っておいた方がいいこと

今日久しぶりに化粧をして、とても時間がかかった。
やはり普段からの慣れがないと、大変である。

さて、これから女装を始めようと思っている人もいるだろう。
そんな諸君のために、個人的にこれは知っておいた方がよかったなと思うことを書いていこう。
新たに思い出したら随時追記するつもりだ。
たまに見直してもらうと特に追記されてなくてがっかりすること請け合いだ。

女装にはお金がかかる

普段男性として暮らしている諸君は、衣食住の衣にどれくらいお金をかけているだろうか。
女装をするということは単純にそれに倍するお金がかかると思っていているだろうか。

それはあまい。
かなりかかる。

化粧品は消耗品であるだけでなく、生ものだ。
1年も同じのを残っているから使うと肌に良くない。
案外このことを知らずに、女装頻度が低いからずっと使い続けている人もいるが。
肌トラブルのもとなのでやめておこう。
ドドリアさんみたいになるぞ。

地毛を伸ばすことは働いていればなかなかに難しいだろう。
そんなときに使うウイッグも消耗品である。
使用頻度にもよるが、2年もすればだいぶぼろぼろのぼさぼさだ。
なんだおまえ、ヤマンバか。みたいになる。

ウイッグもアマゾンでみれば1000円程度であろうが、
女装としてのクオリティを求めるなら1万円はかかってしまう。

さらには女性服。
男性服にはない華やかさについつい財布のひももゆるんで結構な金額を消費するだろう。

安物を使っていては見栄えがいまいち

安物のウイッグ。
安物の服。

これは、個人的に買うだけ損である。
写真でみても違和感ばりばりなのだ。

医療用ウイッグを使い、服はイオンでもいいのでちゃんとした服を買おう。
イオンの服はやぼったい、と思うかもしれないが、
アマゾンで3000円程度で買ったくそ安いメイド服のチープさよりはましである。
あんな安っぽいメイド服、今時風俗でもみかけないぞ。
恋人同士の夜の生活でキャッキャ言いながら使う用途しかないんだ、あんなもん。

化粧品は最近プチプラがはやっているので、キャンメイク程度のものなら全然使える。
ただ、自分にあう色などを探るために複数買うのでこれもお金がかかるだろう。

ウイッグも複数種ためそう

私はたまたま、初期に購入した黒髪ロングがめっちゃ似合ってしまったのでそれを使い続けている。
気まぐれで、明るめのボブにしたらくそに合わない。

ここらへんは試していくしかない。
その過程でお金はかかっていくだろう。

試行錯誤の繰り返し

そのほかにスキンケアだったり、写真の撮り方だったりとにかく試行錯誤の繰り返しである。
そんなのめんどくさい。

女装して変態的行為をしたいのだ、という御仁もいらっしゃるだろう。
どうぞ、部屋の中だけでお楽しみいただきたい。

女性よりも女性らしくなることを放棄した瞬間、女装はただの変態でしかないのだ。
きれい、かわいいと褒められている女装の皆さんはなみなみならない努力をしていることを忘れないでほしい。

あと、残念ながら根本的な顔の問題だってあることはどうしてもあることを忘れず。
くじけずに女装を極めていこう。

安易に薬に手をださない

これは私は知っていたことだが、知らないで手を出してしまう人がいるので忠告しておこう。
女性ホルモンを飲む人がいる。

飲むことで、体や肌質、髪質が女性的になるという。
しかし、男性ホルモンが関与する機能（生殖機能など）は低下し、それは戻ることはない。
そして、女性ホルモンを飲んだだけではかわいくも美人にもなれない。

ホルモンバランスで顔の形が変わるわけがないことは、少し考えればわかってもらえるかと思う。

金と努力がかわいいへの道

女装は男としているときと変わらず、結局は顔と金それと努力である。
それを理解した上で、それでもこの道に踏み出すならば挫折することなく楽しい世界が待っているだろう。

それでは良い女装生活を。