女装を趣味にするということ

初回投稿日2018/05/08
最終更新日2019/02/25

女装してるぅ？

はい、気持ち悪いな。
日本において大多数の人は女装してる人は変だ。と捉えている。
そのことは、女装するうえで忘れてはいけないことだと思います。

でもな、女装楽しいんだぞ。
楽しいからこそ、誤解されたり混同されたりして困ることもあるんだぞ。

今日は個人的に女装していて思うことを書いていくぞ。
それは違う、とかこう思うとかあると思うけどしらん。
私がそう感じるって話だ。

なんで女装を趣味にしてるの？

男ってな。
おしゃれするにしてもすげーつまんねーの。

まず、働いてるとほぼスーツしかきないの。
土日はジャージでごろごろ。
でかけるにしてもある程度歳とると落ち着いた格好してないと、浮くの。

その点女の子ってすげーよな。
スーツだけでもスカートとパンツえらべる。
ブラウスじゃなくてカットソーとかもあわせられる。

部屋着だってジェラピケを代表に可愛いのたくさんある。
猫耳なんて着てても部屋着ならある程度年齢重ねててもかわいい。
猫耳つけて外出する成人女性はちょっとやべーなとは思う。
頭のなか夢の国かよ。現実生きろ。

化粧なんて魔法のツールだ。
ちょっとメイクを変えればたれ目つり目。
お姉さんからロリまで変身可能だ。

そう。
私にとって女装とは、仮面ライダーに変身したかった子供の頃の憧れの延長にある。
いろんな恰好をして、いろんな人間になりきれる。

普段の私は、元ヤンくさい中間管理職のおっさんで、
声がおおきな関西人でしかない。

女装してバーで働いているときは、控えめなところのある、
時たま関西弁がでちゃう女の子になっている。
意図せずそんなキャラになってしまっている。

女装すごいな！
化粧道具と服あわせて2万円もつかわないで変身できる！
何万つかったって、変身できなかった仮面ライダーに今なれてる！

女装の初期費用についてはこちらも参考にしてほしい。
www.jorokia-empress.work

もしかすると、見ている側からすると怪人オカマンゲに見てるかもしれないけど！
言われたことないからそのやさしさに感謝しかないな！
ありがとう、涙出てきた！

ホモ・ゲイ・性同一性障害なの？

違う。
ほんとマジで違う。

女装している人にはそういう人もいるのは知ってる。
でもそうじゃなくて、私は本当に変身願望で女装しているだけ。
なのでツイッター上でも中がいい人は同類（変身願望）の女装さんが多い。

もちろん、私がそういう女装だとわかってくれた上で、
仲良くしてくれている別タイプの女装さんも、その他セクシャルマイノリティの人もいる。
なんなら、男装さんとも仲がいい。
お互いの性自認、恋愛対象なんかをわかったうえで友人として仲良くしているのだ。

女装しているからイコール男が好き。
と、早計に決めつけるのはやめたほうがいい。
やめてほしい、ではなくやめたほうがいい。

詳しくは以下に書いておいた
www.jorokia-empress.work

ましてや、急にリプライで口説いてきたり、性器の画像をDMするな。
男性がすきだとしてもいやだわそんなもん。

女の子にそんなことしたら通報されるだろ？
同性だから通報しても警察が相手してくれない。
だから通報しないだけで、心証最悪だからね？

私は知らない女性の性器DMきても嫌だぞ。
え、そんなことないの？
喜ぶとしたら、君そうとう性欲でしか物事考えてないよ。
もう少し冷静になろ？
世の中の大多数の人、もっと理性的だから。

女装しててよかった！

変身願望を満たす以外によかったことといえば、
自分の心の中に小さいながらも女性らしら、母性的なものが芽生える。

男社会で、仕事で殺伐とした考えに偏っていたけれど、
しょうがないなぁとか、かわいいなぁとかそういうものの見方もできるようになった。

それは仕事するうえでプラスになってる。

あと、女性の身支度に時間がかかることを何とも思わないこと。
自分も女装するとき結構時間かかるの知ってるからね。
それだけで、女の子にやさしくなれる。

女装でもなんでもかわいくなろうとすると、その時の化粧だけでなく、
化粧品の吟味。常日頃の肌ケア。
いろいろと時間、手間、お金がかかるってことがわかる。

女装に興味がない、という人でも一度やってみたらいい。
男っぽさを隠すためにどれだけ苦労するか。
それは女性に置き換えれば顔のコンプレックスをどうやって隠すか。
の手段である。

化粧するなんて詐欺だ！
そんな言葉を、肌のケアすらしてない顔でわめいているよりは建設的だ。
きっと、女性に対して優しくなれて、結果的にもてるんじゃないかな。
女装に手を出した結果、男性を好きになったとしても責任はとれないけど。

女装は物ごとを多角的にみるための視点の一つとして、
わりと簡単に取り組めて、それでいて奥深い手段だと思うのでした。